素直に謝る
今の世の中って人に迷惑をかけちゃいけないって強く言われますよね。
親にもそうやって育てられた人も多いし。
今はSNSが発達して人に迷惑をかけてしまった人がすぐに拡散されて大きく叩かれたりします。
芸能人の不祥事なんかも自分の現実とは全く関係がないはずなのに、みんなで叩く。
とにかく人に迷惑をかけないように、かけないように注意し、迷惑をかけてしまった人を必要以上にたたいて日頃の自分の鬱憤をはらしているんように見えます。
でもね。
人に迷惑をかけないで生きるなんて人間にとってもともと無理なんです。
人間はおぎゃーと生まれた瞬間からミルクやおむつなど周りの人に世話をしてもらわないと生きられないようになっています。
そして成長していくにつれ人がたくさんいるところでは騒いじゃいけないんだよ、とか道徳的なことを周りの人に教わってちょっとずつできるようになっていくんです。
大人になってからもうっかり物を無くしてしまったり、ミスすることは誰にでも起こります。
迷惑をかけないように自分で注意することはもちろん大切なことです。
ただ、それを意識しすぎてあれもダメこれもダメと考えてがんじがらめになっていませんか?
そうやって自分を縛っていくと、自分を表現できなくなっていきます。
そんなの、とっても窮屈で人間らしくない。
不機嫌な社会ができあがってしまいます。
もし誰かに迷惑をかけてしまったら、素直に謝る。
そして何かしてもらったらきちんと感謝を伝える。
それができればいいんじゃないでしょうか。
そして迷惑をかけられた人も、相手がそうやって謝ったら許してあげたらいいと思います。
自分だって完璧ではないんです。
人をゆるしてあげると、自分もゆるされるようになります。
変なプライドが邪魔をして謝れないという場合は一旦プライドは横に置きましょう。
また、『迷惑をかけられた。』という事実も現実は自分が作っているという観点から見ると、他人に迷惑をかけられたという現実を自分で引き寄せたことになります。
そこから何かを得ようとしているんです。
それは人に迷惑をかけられたという現実から、商品の開発のヒントを得たりとか、はたまたそれがきっかけとなって話すようになってお互いあいさつするようになり人脈が増えたとか。
その理由はひとそれぞれあると思います。
とにかく、ここで大事なのは『被害者意識』を持たないようにすることです。
自己憐憫というのは自分を堕落させる最も強い毒だからです。
あ、もちろん、他人に迷惑をかけられたときに、黙って何も言わず我慢をしろという意味ではないですからね。
そこはきちんと相手に主張するべきことは主張しましょう。
ただ、相手が謝罪したらそれを素直に受け入れられたらいいね、ということです。
だって、ぶっちゃけ相手=私ですからね!
(あ、秘密を言ってしまった( *´艸`))
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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