自信がない問題
こんにちは。そらわかです。
突然ですが、自分に自信がある人っていますか?
「はい、あります!」って答えた方はすごい。素晴らしいです。
でも大半の方は自信なんてあるわけないよーっておっしゃる方も多いのではないでしょうか。
日本人の自己肯定感が大変低いことは内閣府の調査でも明らかになっており、(特に若者)先進国の間でも一番低いです。
出典:内閣府 特集1 日本の若者意識の現状~国際比較からみえてくるもの~|令和元年版子供・若者白書(概要版) – 内閣府 (cao.go.jp)
なぜそうなのか。
私は学校教育に問題があると思います。
人間には人それぞれ個性があります。
英語が得意な子、スポーツが得意な子、音楽が得意な子など様々です。
でも勉学、スポーツ、音楽、家事、人間関係、何でもできる人などそうはいません。
というか、いません。
それなのに学校教育では自分の良い部分を伸ばすというよりも、自分のできないところに目を向けさせてそこを修正させるように強制します。
国語、数学、理科、社会、英語、美術、音楽、体育等々。
成績表により一目でどれができてどれができないかが分かるようになっています。
自分ができる良い面よりも、できない面に敢えてフォーカスさせる。
更に、何かが得意だったとしてもそれも更にもっと出来る子と不必要に比べ競わせて上には上がいると思わせます。
比べなければこれこれが得意♪で済むのに、全国模試などで競争させ、自分は井の中の蛙だったと敗北感を味わいます。
別にそんなスケールで比較する必要あるん?、これが得意!でええやん。
これでは自己肯定感が伸ばしようがありません。
私は学校教育というのは大多数の人間にとっては自己肯定感を低めるための場所にしか思えません。
なぜそんな話をするのかというと、自信があるという状態は特に収入面においてとても大切なのです。
なぜなら、自信と収入は相関関係にあるからです。
よく考えてみて下さい。
あなたが何かのサービスを頼もうと思った時に、そのサービスを提供できる人がやたら自信がなかったらどうしますか?
家を建てようとハウスメーカーにお願いしたのに、その営業マンがやたら自信がなさそうで、こちらの目を見ず、質問にもおどおどして「えっと、ちょっと、分からないので会社に戻って確認します。」という感じだったらもう頼むのやめようかなーなんて思いませんか?
気持ちを変えて他のハウスメーカーに頼んだら、しっかり相手の目を見てこちらの質問にも自信を持って答え、例え分からない部分があったとしても「そちらについては会社に戻って確認しますが、明日には回答しますね。」と笑顔で言われたら安心感が増して、この会社に頼んでも大丈夫そうだな、と思うのではないでしょうか。
このように自信がある、ないはあなたの収入にかなり影響を及ぼします。
自信があって損することはないと思います。
余談ですが、男性と女性の賃金格差がなかなか埋まらないという問題がありますが、それは女性は自信を持ちにくいという心理的特性があるのことが関係していると私は考えます。
アメリカの有名な経営者シェリル・サンドバーグが「LEAN IN」という著書の中で述べています。
十分な実力がありながらも理由もなく自信をもてずに悩む症状には、ちゃんと名前が付いている。インポスター・シンドロームというのだ。インポスターとは「ペテン師」のことである。男も女もこのシンドロームにかかる可能性があるが、女性の方がなりやすいし、この症状に行動を束縛されやすい。
出典:シェリル・サンドバーグ著 「LEAN IN~女性、仕事、リーダーへの意欲~」
インポスター・シンドロームとは
十分な実力があり、成果が認められて称賛されるような結果になったとしても、それが自分の実力とは思えず、人を騙しているような考えを持つこと。
男性に比べて自信が持ちにくい女性は、商談や仕事でも不利になりやすく賃金が上がりにくいと考えられます。
女性の社会進出は進んでいますが、働いていたとしても非正規だったりして高い地位に就く人が少ない現状では女性は控えめであるべきという旧来の価値観から完全に抜け出せてはいません。
そういった文化的要因が原因となって女性は自信が持ちにくくなっています。
本格的に女性も高い社会的地位に就くようになれば自然と解消されていくと思いますが、まだまだ時間がかかるでしょう。
とはいえ、自信は持っていた方が収入も上がりやすく、良好な人間関係に恵まれる機会もあります。
何よりいつ来るか分からない様々なチャンスをしっかりとタイムリーにつかみ取るには自信が必要です。
それではどうしたら自分に自信がつくか具体的に見ていきましょう。
自信がつく方法
いま、ここに集中する
自信がないということはある意味過去に縛られているとも言えます。
まず、過去を手放してください。
そしていま、ここに集中しましょう。
今どんなに過去や未来へ意識を飛ばしたとしても、私たちが現実に行えるのは今、この瞬間のことだけです。
手放しの方法はこちらをご覧ください。
自分にも他人にも完璧を求めない
自信がない人は完璧主義者が多いです。
減点方式で評価しますので完璧でないと気が済みません。
そのためあれができていない、これもできていないとなり自己肯定感が下がってしまうのです。
すべてを60%できていれば良しとしましょう。
それでも十分世界は回ります。
世の中は常に100%を求めてはいません。
そこまで求めるのは厳しい言い方になるかもしれませんが、ただの自己満足ということもあるのです。
他人と比べるのをやめる
他人と比較するのは止めましょう。
トップを目指してしまうと、頂点に立てるのはたった一人であり、それ以外は全て敗者という極端な思考になってしまいます。
競争はそれが好きな人がやればいいのであって、全員がする必要はありません。
ありのままのあなたを認めてあげましょう。
自分を褒める、自分を満たす
自分をとても高貴な人として扱いましょう。
自分を粗末に扱っていては自己肯定感は低くなるばかりです。
鏡を見るたびに自分を褒める、簡単なルーティンを自分に課してそれができたら自分を褒めまくる。
少しのゆとりがあったら自分が喜ぶものを買ってもてなす。
そうして自分を満たすことを日常化してください。
ある意味自分を甘やかしてください。
今の世の中はみんな自分に厳しすぎます。
そうすることによってだんだん自己肯定感は上がっていくでしょう。
自信がない問題を解決すると得られるもの
まず、自分という宇宙にたった一つしかいない存在の評価を他人に委ねるのはやめましょう。
他人軸で生きていると、他人に褒められなくなったら途端に自分の価値が下がってしまいます。
他人は自分が思うほど自分以外の人間に興味はなく、表面しか見ていないことが多いです。
それなのに自分の価値を他人に委ねてはだめです。
自分自身の価値は自分で決めて、自分を大切に扱いましょう。
自信がつくと心にゆとりができ、仕事のパフォーマンスも上がり、収入も上がりやすくなります。
人間関係でも気軽に話しかけられるようになるので友人や恋人ができやすくなります。
何より自分自身の心が平安でいられます。
まとめ
いかがでしたか?
自信があると大変生きやすくなります。
是非この機会に上記のことに取り組んでみて、自信を取り戻してみてください♪
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