競争って必要?
こんにちは。宇宙和香です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
最近しみじみ思うのは、人間ってそんなに大きな能力の違いはないんじゃないかと思うんですよね。
聞くところによると人間同士は遺伝子上99.9%同じだそうです。
人と人の違いってたった0.1%なんです。
確かに私社会人になって久しいですが、ずば抜けて仕事が出来る人って会ったことがないです。
何カ月もかかる仕事を1日で終わらせてしまうような人。
また今ちょうどオリンピックが開催されてますが、オリンピックに出られる人は
確かにすごい身体能力を持っている方ばかりですね。
でもどんなに早く泳げても魚には勝てないだろうし、
どんなに早く走れてもチーターには負けるだろうし。
もちろん競争に打ち勝って人の上に立つというのも一つの大事な体験だとは
思いますが、全員がそうする必要もないのではないでしょうか。
この競争するっていうのはどこから始まるかと言うとやっぱり
学生時代からなんですよね。
学生時代、スポーツは必ず勝ち負けがありましたよね。
地区予選を勝ち残って全国大会に行くことが素晴らしいというような価値観。
でも別にそのスポーツを好きな人が集まってみんなでただそのスポーツを楽しむ、だけでもいいんじゃないでしょうか。
また、勉強もそうですよね。
本人が『この分野を学びたい』と主体的に学ぶのではなく、
決められた教科があり、決められた内容を学び、どちらかと言うと考えさせる問題よりも、
決められた答えを暗記して回答する。
そして少しでも偏差値の高い大学に入学する。
会社に入った後も同じです。
入社して仕事を覚えたら出世競争がある。
同期のあの子がもう昇格したらしい、もっと頑張らないとって永遠に終わらない。
結局ずーーっと競争させられて一体どこで人生を味わう時間を作るのでしょう。
でもこういうと多分”資本主義社会に競争は必要”とか
“競争がないと人間は怠ける”とか言われるんでしょうけど、
果たして本当にそうでしょうか。
必要のない競争をしてお互い消耗しあうより、共に助け合って知恵を出し合って作り上げていく方が実は効率的なんじゃないかと思います。
過去の歴史は戦争ばかりですが、それはほんの少しの違いをことさらにあおって、
対立へ持っていく存在がいるからです。
もうこの辺で競争はおしまいにして新しい社会を作るのもいいんじゃないかと宇宙和香は思います。
逃げとか甘えとかではなく、ただそれ以外の方法があることを知らないから乗せられたまま走らされ続けている。
そんな気がする今日この頃です。
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