若者の青春搾取
10代の時の心のピュアさは取り換えが効かないものです。
それなのに2020年から当たり前のように様々なイベントが中止になっています。
これまでで中止になったもの
- 修学旅行
- 帰省
- 対面授業
- 歓迎会、送別会
- 遠足
- 水泳
- 謝恩会
- 卒園パーティ
- 運動会
- 文化祭
10代の1年間と60代の1年間はまるで重みが違います。
感受性がピュアで他者との交流で自分自身を成長させていく大切な時期。
私の下の子も保育園の卒園パーティが中止になりました。
上の子の林間学校も中止になりました。
たった一度しかない経験を当たり前のように取り上げる。
私は今の空気感があの時と似ている気がします。
就職氷河期です。
数年前まで本当に明るかった世間が途端に暗くなる。
毎年何百人と採用していた新卒採用が今年は数人。
あの時は無我夢中で就職活動をしていましたが、多くの人がなかなか思うような就職先が見つからず苦労しました。
そして、やっとこさ就職できた会社もブラック企業。
あの頃から若者の選択にのしかかってきたのは、激務か無職。
この2択しかなかったんです。
働くなら長時間労働、それが嫌なら世間の白い眼を気にしながら無職でいるしかない。
割と裕福な親世代を持つ人が多かったので、引きこもりを選んだ人も多かったです。
今頃やっとあの時就職できなかった人たちの問題がクローズアップされ始めましたよね。
本来だったら、第二次ベビーブーム世代の次の第三次ベビーブームがあるはずだったんです。
非正規雇用ではなかなか結婚や子どもを持つことは難しいものです。
今回のことがあの時と同じようなことにならないようにしたいと強く思います。
それには一人一人がやはり自分軸を持って理不尽な要求にははっきりとNOと言えるようになりましょう。
時代が大きく変わる節目としてこのようなことが起こっているのでしょう。
この大きなうねりに悪い方向に巻き込まれないためには、気分を下げるネガティブな情報はシャットダウンし、明るい楽しい未来を作り出すいい意味の妄想をするといいかもしれません。
今はインターネットがありますから、欲しい情報にはすぐアクセスすることができます。
昔はなかったこの強みを生かし、家にいる時間を夢を膨らますいい期間にしてみてください。
読書なんかもいいですね。
また少しでも他人とつながれる機会があれば遠慮せずつながってみて下さい。
意識して行うことが大切です。
意外と世間の目をすり抜ける方法は見つかるものです。
我々氷河期世代もつらい環境で揉まれたせいか優秀な人が多いと言われています。
若い人たちもこの状況を逆手にとってやりたいことは我慢せずいろいろなテクノロジーを駆使して行ってみて下さい。
そうするとこの流れが終わった時に昔とは比べ物にならない豊かで自由な世界が手に入れられるはずです。
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