着物ってエコ
先日下の子の七五三の写真撮影のため久々に和服を着ました。
和服を着るのは浴衣を除けば生まれて3回目です。
1回目は大学の卒業式、2回目は子どもの七五三です。
胸も腰もぐるぐるに巻き付けられ、とても苦しかったですが和服を着た姿はやはり美しくてやっぱり和服っていいな~って思いました。
自分で着れるようになれればきっと苦しくなく着付けられるようになれますよね。
本当に着付けができるようになりたいって思いました。
考えてみれば和服ってとってもエコなんですよね。
洋服は流行があるので、数年~せいぜい10年程度で廃棄になってしまいます。
でも和服は高価な絹を使用しており、染め直しをすればずーっと着続けることができます。
流行もあまりないので、私が着た服を娘たちに受け継ぐことも可能です。
環境省によると1年で私たちが年間で購入する洋服は約18着。手放す服は約12枚。1年間に一度も着用しない服は25枚に上るそうです。
そんなに捨てていたんですね。
ファストファッションのおかげで洋服の購入から廃棄までの循環がとても早まっていることが懸念されています。
昔和服を着ていたころは着物は日本で生産され、代々大切に大切に受け継がれてきましたね。
しかし今は海外で生産されているためそういったものを大切にする心が少しずつ失われている気がします。
皆さんご存じですか?
洋服を作るって結構大変なんですよ!
子どもたちが小さかった時、子どもの服を作ったことがありますが、とても手間がかかります。
デザインを考え、型紙を作り、布地と糸を買い、ミシンにセットして縫製し、ボタンなどを取りつける。
慣れていないせいもあって数週間かかりました。
とても手間がかかるため安く生産できるように現在日本で売られている服のほとんどは人件費の安い海外で生産されていますね。
安く購入したものは抵抗なく捨てることができるので、少し飽きが来るとすぐに捨ててしまいます。
それでは本当にもったいないですよね。
私たちが洋服の廃棄を減らすためにできることを考えてみました。
・親戚や友達にあげる。
・リサイクルに出す。
・メルカリやフリーマーケットなどで売る。
・販売店に引き取ってもらう。(ユニクロなどで行っています。)
・海外に寄付する。(NPO法人グットライフなどで行っています。)
・和服を着る。
こういったことに取り組んでいきたいなと思います。
まずはその第一歩として着付けを習いに行きたいと思います。
やっぱり自分で着れなくちゃ気軽に着れませんからねぇ。
考えてみれば着物を着るって、特別に何かしなくても着物を着て素敵なカフェにいくだけでもちょっとしたイベントのようになって楽しい気分が味わえそうです。
簡単に気分転換ができて自分で持っている着物を着ればお金もかからず一石二鳥ですね。(*^▽^*)
皆さんもたまには着物を着てみてはいかがでしょうか?
きっとおうちに眠っている一枚、二枚は見つかるんではないでしょうか。
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